【フラフープの技解説】フラフープで描く魅惑の図形［アンチスピン］の世界【アンチスピンフラワー/クローバー】

フープと手の動きが逆になる【アンチスピン】で描く不思議な図形の数々。
今回は「アンチスピンフラワー」のなかから4弁の花を描く通称「クローバー」を解説します。

フープ自体の回転と、フープを操作している腕の動きが逆になっている状態を「アンチスピン/Anti-spin」といいます。
なお、フープ自体の回転と操作手の運動方向が同じ場合は「インスピン/In-spin」といいます。

フープをそれ自体の回転とは逆の方向に上下左右の4点に向かって連続して押し出します。

動画では画面のこちら側から見て、フープは時計回りに回転しています。
この場合、支持手は反時計回りに［左・上・右・下］の各ポイントに向かって動きます。
フープが逆回転の場合はこの逆になります。

【コツ】
〇肩ラインと正中線とで構成される十字を意識する。
〇支持手が［左・上・右・下］4点を確実に通るようにする。
〇4点で手の延長がフープの中心線と重なるようにする。

…そして、初心者あるあるのコツは↓↓
〇フープ自体の回転が速すぎて支持手が追い付かない場合は、フープを軽く握ってスピードをコントロールする。

「クローバー」では4弁の花を描くイメージで4点に向かって手を動かしていきますが、3点にも5点にもできます。

ちなみに、以前ご紹介した「ゴースティングアイソレーション」は、アンチスピン系の運動「リニアアイソレーション（直線のアイソレーション）」のバリエーションです。