フラフープがどうしても回せない初心者にこそおすすめしたい【エアフープ】のやり方とコツ

先日パーソナルレッスンをご利用いただいたお客様がレッスン中に「フープを落すまいとしてついつい正しい動きがおろそかになる」とおっしゃいました。
ご自身のお体の動きと心理状態を客観的に分析されているのに大変感心しました。
実はここにフラフープ初心者の方への、上達のヒントが隠されています。


フラフープ未経験者に実践していただきたいことが3つあります。

  • 正しい回し方を知ること
  • 正しい回し方をくり返すこと←今回はこちらについて解説します!
  • ほんのちょっとの筋トレ

【エアフープ】で正しい動きをくり返して脳に回路をつくる

人間が新しい動きを習得するのには、くり返すことが必須です。
くり返すことでまず小脳に記憶され、続いて大脳が配列を変えていきます。
脳に新しい動きの回路が形成されるのに、大人では2週間から10日を要します。


「落すまい」と焦ると、反射的に腰をかがめたり、前屈状態になったり、のぞましくない姿勢になりがちです。
すると間違ったポジションで間違った動きがくり返されることになるので、「間違った動きの回路」が強化されてしまいます。

そのような状態に陥ったならばいったんフープを回すのをやめ、フープ無しの状態でエアフープをくり返してみます。
 

【エアフープ】のやり方

エアフープは文字通り、「フープなしで行う、フープを回すための動き」のくり返しです。
リアルフープとの違いは、その振れ幅の大きさと振幅のスピードにあります。

  1. 基本姿勢で立つ(前後に足をひらく、または左右に足をひらく。頭は開いた両足の真ん中に。)
  2. おへそを大きく前、大きく後ろ(左右に足を開いている場合はおへそも左右に)にゆっくり動かす
  3. 動きになれてきたら、徐々に振れ幅を小さく、振幅のテンポを上げる
ウエストでフープを回す際の姿勢

コツは【正しい姿勢】で【ゆっくり・大きく】から【だんだんとスピードアップ】です。

フープのように「小さく細かく、テンポの速い動き」の実現にはインナーマッスルが大きくかかわっています。
ですがその動きができるようになるためには、まずアウターマッスル優位の「大きくてゆっくりな動き」ができるようにならなければなりません。

「大きくてゆっくりな動き」を徐々に「小さく細かく、テンポの速い動き」にしていく過程で、まずは脳の回路を作り、同時に筋肉も育てていきます。
急がば回れの精神で取り組んでいただくのが、フープ上達への近道です。

「落ちにくいフープ」を使うのもアリ!

 
それでもどうしても「落すまい」の反射行動が抑えられない方は、【落ちにくいフラフープ】を使用するのも有効な手段です。

フープ東京では滑り止めテープ仕上げの【ノンスリップフープ】をご用意しています。
「回りすぎてお腹がかゆくなる(笑)」という方もいらっしゃる程、落ちにくいエクササイズ用フープです。

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お手持ちのフープではどうしても回せない…とお悩みの方にもおすすめです。
ご参考になさってください。

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